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魔女の宅急便、キキとジジについて

2016.02.07 15:46|映画鑑賞
 いまさら的な感じですけど、以前からキキがジジと喋られなくなった理由について、キキが大人への階段(年齢的にも精神的にも)を登り始めたからという大雑把な理由がどうにもしっくりと来ないままこの作品を何度も見ていましたが、先日の金曜ロードショー「冬もジブリ祭り」1月22日の放送で、制作側の裏話的な内容がTwitterで掲載されたり、webで見れたりと当作品を何度も見た私にとっては情報を見ながら各シーンのお浚いができて、とても有意義に時間を過ごすことができ、ずっと疑問だったキキとジジの言葉について自分の中でやっとスッキリしました。
 鈴木プロデューサーが「キキの魔力が弱くなってしまったからではなく、新たな一歩を踏み出したからこそ、ジジがただの猫に戻った。ジジはただのペットじゃくなくて、もうひとりの自分で、ジジとの会話は自分との対話で、もう一人の分身がもういらなくなった、コリコの町でちゃんとやっていけるようになったという意味を持っている」とのコメントでした (要点だけ)。
 しかし、これも抽象的(しょうがない、もともと宮崎映画はストレートではないので)でよく分からず、もっと論理的に説明できないかとツイートを見返していると、キキとウルスラのやり取りで、どうやって飛ぶのかとの問いに対し「血で飛ぶ」との話しがありましたね。この件について宮崎駿監督のこのコメントが(要点だけ)、、、、
 「血っていったい何ですかね、親からもらったものでしょう。自分が習得したものではない。無意識のうちに平気で使っていられる時期から、意識的にその力を自分のものにする過程が必要。だから無意識のうちにやれていたことができなくなってしまうということは、無意識のうちに成長していくことはできない」。
 つまり、キキは親からもらった才能(血)でジジと会話し空を飛んでいたいたことになります。その血の力が弱くなってジジと喋られなくなり飛ぶ力も弱くなってしまった。親から与えられた力が使えなくなってきて、これから先は自分の力で魔女にならなければならないわけです。
 きっと、この世界の魔女や魔法使いは13歳になる頃に親から与えられた血の力が弱くなるのでしょう、だから親元から離れて自分の力で魔女・魔法使いにならなければならなく、その血を絶やさないために試練のため旅立つのだと思います。
 結果、キキは飛ぶ力を取り戻しました、親の力に頼らず飛ぶことができるようになったわけです。これが見た目にわかりやすい成長したということではないだろうかと思います。
 しかし魔力は取りもどしましたが、ジジとは以前のように喋ることはできません。これはトンボを助けるために魔力を飛ぶことに集中したからではないかと思いますし、キキにとっての魔女とは飛ぶことでありジジと会話することでないのだろうと思われます。だから、ジジはただの猫のペットになったのでしょうね。
 ももしかすると自身の魔力を発現できなかった魔女や魔法使いいたのではないでしょうか。ただ単に生活の中で魔法に頼る必要がなくなったのかもしれません。これもまたひとつの成長だと思います。 
 13歳という年齢で親元から離れ自分の力で生きていく、年齢的に私達とすぐに置き換えることはできませんが、いつかは親元を離れ自分の力で生きていかなければならない時が来ます。この物語は単に少女から女性への成長を表現したものではなく、いつかは自身の力で立って自立しなければならないを事を言っている作品なんだと思いました。
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